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  今年度の重点活動 『環境問題と取り組む』

  ―― 皆様のRCでも是非!! そのご参考に ――
 
 
環境問題は、クラブの活動として、安易には取り上げにいく問題ですので、当クラブではこれまで殆ど手をつけずに過ごして来ました。しかし、地域での環境問題に対する関心の高まりが感じられ、特に神奈川県では、 2001年から県が、かなり積極的な『地球温暖化防止対策』に取り組む姿勢を示していますので、当クラブでは、それを先取りする形で、今年度、はじめて環境問題に焦点を当て、多角的な取り組みをすることになりました。 推進する組織は、縦割りの委員会別ではなく、超党派的?な形を取る事にし、新年度に先立つ2000年5月に県の担当者を招いて勉強会を開催し、その後具体策を検討した結果次の5つの活動方針を決めました。

その具体策は、
(1) 高学年学童を対象とした『環境問題を考えるポスター』の募集及び展示会の開催。
(2) 環境問題に対する区民の意識調査の実施。
(3) 環境整備に取り組む企業の「職場訪問」の実施。
(4) この問題の先進国と言われるドイツの有り方を学ぶ「卓話」の企画。
(5) クラブの「ホームページ」を開設、全国のRCへも呼び掛ける。 の5項目です。

 
各企画の具体的な実施結果
 
(1) 学童を対象とした『環境問題を考えるポスター』の募集と展示会の開催

小学校の選定は、区内19校の中から、会員の母校を主に5校とし、6月に意向打診7月上旬にクラブ作成のイメージポスターを添付し、各校に正式な依頼をしました。幸いにも各校で夏休みの課題に取り上げて頂き、成果を待ちました。応募の全作品は展示して、子供たちの努力に報い、区民の意識喚起を促す事も目的でしたから、区の地域振興課に後援を求め、区役所の1階ホールを確保し、展示会開催の準備を完了。夏休み明け、集まった作品数は、5校の高学年児童1400名の約10%に当る 128点。 地球規模で環境危機を捕えたものから、身近かで目につくポイ捨て批判など、いずれ劣らぬ力作ぞろいで、気軽に審査員を引き受けて下さった芸大卒の百木春夫・当地区パストガバナーも審査に悩んでおられた様子。10月27日に各校関係者を招き発表会(優秀作品10点には楯を、参加全員にエコ製品のペンを贈呈。作品をごらん下さい) 10月30日から10日間、展示会を開催、数千人の方が見てくれたものと思いますが「来年も是非」とか「うちの学校も参加させて」とか継続を望む声が多く寄せられて嬉しい検討を迫られています。大変な苦労でしたが、"心地よい汗"をかいた感じ。

(2) 環境問題に対する区民の意識調査

上記の「ポスター展」と合わせ、会場に来られた人たちを中心に、11月6日と9日の2日間、アンケート方式による「環境意識調査」を行ないました。予想以上の反響で、 高校生から81歳のご老人まで、合計 326名が(男性135名、女性191名)積極的に回答を出してくれ、環境問題への関心の深さを改めて感じさせました。以下は、質問別の回答動向です(いずれも複数回答可とした)。

(A)『身近で起きている環境問題の悩みは?』

ゴミの散乱や投棄が187件。排気ガスを主体とした大気汚染が 107件、この2つで、悩みの大半を占め、次いで水質汚濁38件、最近被害が目立つカラス公害が17件。年々ひどくなる騒音は10件と少ないが、むしろ騒音に対する馴れた感覚マヒと考えると知らずうちに身体を蝕む公害の恐ろしさを改めて感じる結果とも言えそう。

(B)『ご自分で行っている環境対策は?』

ゴミを減らす努力119件。ゴミの分別を実施94件。何らかのリサイクル実行が89件。車のアイドリングに注意が15件。ゴミの処理を中心に様々な工夫をこらしている

(C)『環境問題に対する将来への不安は?』

大気汚染が限界に来る 163件、土壌・水質汚染の危機87件。自然の破壊・地球温暖化への恐怖18件。食品を含む生活の危機65件と多岐に亘る不安が述べられている。

(D)『どの様な対応策をとればよいか?』

の問に対しては、個人で出来る身近な事は各自の意識喚起が必要だが(148件) 個人では出来ない規模の問題のものは、法的な規制を強化し (81件) 企業にも開発努力を求め(26件)早急な対策の実施を強く求めている。そして、3名を除く、ほぼ全員が対応策の実施には、前面的に協力すると回答している。
  
今回の調査は、回答数が少ないとはいえ、10代から70代以上の各年代からバランスよく回答を得ており、日頃、無言の庶民の声を浮彫りにしたものと考えています。そして、『一般の人たちが、行政の強いリーダーシップに期待し、この緊急な課題に、官民一体で取り組む時期が来ている』ことを示唆している、と受け止めています


(3) 環境整備に取り組む企業の「職場訪問」

今年度の職場訪問は、クラブの『環境問題に取り組む』のテーマに沿い、10月20日、区内にあるキリンビールの工場を訪問しました。キリンビールは、1998年に全工場で日本で始めて「ゼロエミッション(排出ゼロ)」を達成した企業です。会員の 60%を越す 38名がこの勉強会に参加し、自動操作による、ほぼ無人化・ロボット化された工場を視察しました。そして製造工程で生じる「ビールかす」は、飼料や土壌改良剤に余剰の酵母は健康食品に、また、ビールケースの廃材などは、貨物の運搬などに使うパレットにリサイクルされる等、徹底したゼロ作戦の努力に、一同深く感銘しました。一時間に亘る勉強の後、心地良く祝杯を上げてまいりました。

(4) 環境問題の先進国ドイツの有り方を学ぶ「卓話」の企画

12月1日の例会に、2000年春までドイツのフランクフルトにある日本人学校の校長を3年間に亘り務めて居られた水島厳氏(現・区内青木小学校校長)を講師として招き環境問題に対するドイツ人の取り組み方と子供への環境教育の実情を伺いました。ドイツ人は、EUの成立過程で各国に様々な面で貢献出来たとして、自信を持ち始めていますが、第二次世界大戦で欧州諸国に多大な被害を与えたとの”負い目”を今も感じており、これが、環境対策の取組みの面でも「他国には迷惑を掛けない」という基本理念の根底にある様に思います。公害が懸念される施設は、国道沿いには設けず、必ず内陸部に建設するなど、この理念を徹底して実践している処は見事なものです。元来、ドイツ人はゴミの分別は日本と同じ方式ですが、家族の数に応じて出せる量と料金が決められ、違反すれば、罰金の制度があります。その前提として「ゴミを作らない」基本があるのです。ぺットボトル入りの物は、ビン入りより高く、更にビン入りは、処理がし易い紙の物より高いといった具合。有害なゴミになる製品は、生産者も高い税金を課せられ、消費者にも相応な負担をさせて、ゴミの”製造”を減らそうとの考え方です。買い物の場合も、必ず各自、袋を持って行きますし、肉や野菜は量り売りが普通です(例えば、ビール1本よりそれを入れるビニール袋の方がが高く、日本では、何重にも包装する贈答品もシンプル。貰う方もそれが当たり前ですから失礼にならないわけです)また、「まだ使えるが不要な物」は、それを投入するボックスが、街の中に設置されており、使いたい人は、そこから勝手に持ち出して使い、福祉施設などにも廻されて、有効な再利用の形が出来ています。マスコミが名づけた"環境問題の先進国ドイツ"の組織的な姿は、この様なものです。 ゴミの処理をこれ程徹底して実施していれば、ドイツの街は、清潔かと思われるかも知れませんが、タバコや車からのホイ捨ては平気ですし、公園の芝生は犬などの糞で、気軽に散歩する気にもなりません。清潔好な我々日本人には理解できない処ですが、これには、ドイツ人的な割り切り方があって面白い処です。つまり「我々はルール通りやるべき事はやった」あとの処理は(3Kの部分は)中近東やアフリカ等から出稼ぎに来ている連中の仕事だ、その職場を与えているのだからといった考えなのです(人種差別とも言えますし最近、一部で彼等を排除しようという働きもありますが…)子供たちへの“環境教育“は取り立てて学校での教科はなく「全て親の責任」に任されています。「しつけと教育」の両面を受け持たされた形の日本の教師から見ると、一見羨ましいともいえましょう。 種々問題があっても、ドイツの環境対策が進んでいるのは確かです。良い面を取り入れて日本も早急な対策を講じる必要があると思っております。

(5) 「ホームページ」開設と環境問題についての全国RCへの呼び掛け

当クラブでは、2000年12月、かねてから念願のホームページを開設。これを機会に、クラブのPRと合わせ、今年度の重点活動である『環境問題に取り組む』の内容を、全国のRCの皆様にみて頂き、各地での環境問題の啓蒙に役立てて頂ければと念じております。既に、様々な形でこの問題に取り組まれているRCが多いと存知ますが、 私どもは、今年度の活動を通じて、会員それぞれが各自の家庭や職場で、この問題を更に真剣に考え、また、ロータリアンとして、推進する行政や組織をサポートして、(場合によっては地区単位で)何らかの活動を起こす必要があると痛感しました。
 
環境問題を考えるポスター
 
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−優秀作品−
 
 
 
★青木小学校
 
 
★神大寺小学校
 
 
★子安小学校
 
 
★菅田小学校
 
 
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